やくし‐そう〔‐サウ〕【薬師草】
訳しそう、扼しそう、約しそう
やくしそう (薬師草)





●わが国の各地をはじめ朝鮮半島や中国、インドネシア、インドにも分布しています。山野の伐採地や崩壊地などにふつうに見られます。枝を出して横に広がります。葉は楕円形で先端が尖り、基部は心形で茎を抱きます。9月から11月ごろ、茎の先端に黄色い花を咲かせます。日があたらないと花は開きません。咲き終わると下を向きます。茎を傷つけると乳液が出て、とても苦いそうです。若い葉は茹でた後、晒して食用にされます。
●キク科オニタビラコ属の多年草で、学名は Youngia denticulata。英名はありません。
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