もみじいちご

デジタル大辞泉

もみじ‐いちご〔もみぢ‐〕【紅^‐葉^×苺】

読み方：もみじいちご

バラ科の落葉小低木。中部以北の山地に自生。枝にとげがあり、葉は卵形で手のひら状に切れ込みがある。4、5月ごろ、白い5弁花をつけ、実は黄色に熟し、味がよい。きいちご。《季 春》

植物図鑑

もみじいちご (紅葉苺)

●わが国の本州、中部地方以北から北海道の一部に分布しています。東日本では、山野にふつうに見られます。葉は「もみじ」のように３～５中裂し、縁には粗い欠刻と鋸歯があります。葉柄には、かぎ状の棘があります。３月から５月ごろ、白い５弁花を下向きに咲かせます。夏には美味しい果実が、橙黄色に熟します。
●バラ科キイチゴ属の落葉低木で、学名は Rubus palmatus var.coptophyllus。英名はありません。

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