もうひとつの別ヴァージョン
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「はるか、ノスタルジィ」の記事における「もうひとつの別ヴァージョン」の解説
この映画にはもうひとつのヴァージョンが製作されている。公開前の前年1992年10月25日にWOWOWでスペシャルディレクターズカット版として放送されたものがそれにあたり、WOWOWでの長時間にわたる日本映画の特集放送企画「26時間日本映画の日 にっぽんが観たい!!」の中でのトリを飾る目玉番組として放送。これは劇場公開が放送の時点では未定であったということもあり、先行プロモーション的意味合いも兼ねて放送されたものと思われる。 正式タイトルは「はるか、ノスタルジィ:スペシャル・ディレクターズ・カット・WOWOWヴァージョン」で、本編は118分。大林監督自らができあがっていた劇場版を再編集している。大筋は劇場版と同じだがまったく同じではなく、のちに公開される劇場版において、すべてが明らかとなるような締めくくり方で終わっている。このヴァージョンでカットされたシーンの一部は、ラストのエンドロールのバックで劇場公開版にはない綾瀬慎介(勝野洋)によるナレーションとともに紹介され、また劇中のセリフも含めた音声面でも独自の細かい編集が成されていた。本編放送前には大林監督、勝野洋、石田ひかりの3人による対談が放送された。再放送も検討されたようだが、1回だけの放送に終わり、DVDなどのソフト化も一切されていない。
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