みこしまくり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 09:15 UTC 版)
「水無神社 (木曽町)」の記事における「みこしまくり」の解説
7月22日から23日にかけて行われる「みこしまくり」は一般に奇祭として知られる。神輿は毎年新調され、宗助、幸助と呼ばれる祭祀者2名により、ご神体が移される。まず福島の町の西半分を巡行し、御旅所で一夜を明かし、翌日は町の東半分を巡行し、その日の夜に「宗助、幸助」の激しい掛け声とともに神輿を路上に放り落して何度も転がす。神輿が神社に戻るのは更に翌朝となる。 由来については「木曽から飛騨へ杣の出稼ぎに出ていた宗助と幸助という二人の若者が、水無神社の分霊を神輿に載せて木曽に帰る途中、重さに耐えきれず困惑していたところ、祭神のお告げを得て、神輿を転がして運んだことによる」という伝承があるが、生駒勘七によれば、江戸時代初期の社号を「水無天王」と称した記録があることから、天王信仰の暴れ神輿に由来するものとする説がある。
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