暴れ神輿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/24 19:23 UTC 版)
町内を渡行してきた神輿は小中学生の行列(旗持ち)を先頭にして境内に戻ってくる。神輿の担ぎ手は大人達16人-20人くらいで担ぎ、境内を太鼓の音がする方へ移動し、所狭しと暴れまくる。この祭りの最大の見せ場となる。 時には神輿が逆さまになってしまう程激しい暴れ方をする。暴れ神輿も毘沙門堂を三度回りその度に、数段ある大き目の階段を毘沙門堂内に向けて神輿ごと駆け上がるが、若者頭に蹴落とされる。通常は三週目の駆け上がりで神輿が上がるのであるが、時には4、5週目で上がる事もある。また、境内には弁天池と呼ばれる池があり、近年はそこへ神輿ごと入り、水浴びをする傾向があるが、毘沙門天という荒々しい神仏を感じさせる祭りである。
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