みき とくちか

世界宗教用語大事典

みきとくちか 【御木徳近】

昭和期の宗教家。愛媛県生まれ。黄檗宗僧出身で「ひとのみち」教団を徳近と共に開いた御木徳一の長男。前名は正。一九三六（昭和一一）年「ひとのみち」教団二代教主。翌年の弾圧で投獄、教団は解散した。四六年ＰＬ教団を開教し、五五年本部を大阪府富田林市に定めた。また五一年新日本宗教団体連合会結成の中心となり、六五年まで理事長を務めた。（一九〇〇～八三）→ ＰＬ教団

美術人名辞典

御木徳近

読み方：みき　とくちか

宗教家・ＰＬ教団二代目教主。愛媛県生。幼名は副_機５譟屬劼箸里澆繕誼帖廚龍義銚飜敍前譴猟甲法・赦・1年二代教祖なるが、不敬罪で投獄され教団は解散、戦後ＰＬ（パーフェクト・リバティー）教団として再興、「人生は芸術である」を教義に神道色を排して全国に進出し、国際的平和運動の発展にも尽力した。また新日本宗教団体連合会を組織して、名誉理事長となり、ほかに文部省宗教法人審議委員を七期、日本宗教連盟理事長を三期務めた。著書に『人生は芸術である』『捨てて勝つ』等。昭和58年（1983）歿、82才。