三面川(みおもてがわ)左岸
![]() 水路橋 |
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疏水の概要 |
■疏水の所在 朝日村と村上市、神林村に跨る三面川の左岸に展開する耕地(1,137ha)を潤す。 ■所在地域の概要 新潟県の北部に位置し、村上市、朝日村、神林村の1市2村に跨る。水田単作地帯であるが、畜産や花卉等との複合経営も行われている。 ■疏水の概要・特徴 朝日連峰に源を発する2級河川三面川は比較的水量の豊富な河川であるが、各支流の水不足によりかんがい用水に悩んできた地域であり、江戸時代に水系の統一を図るべく水路の開削に着手したものの失敗したと聞く。昭和24年に新潟県は治水、かんがい、発電のために三面川総合開発計画を樹立着工、昭和28年に三面ダムが完成した。ダムの設置により三面川の河床低下が懸念されたため、これを機に取水堰を1ヶ所に統合新設するとともに用水路を造成する三面川左岸用水改良事業が県営により昭和28年より着工され、昭和41年に完成した。 |
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