フローニンゲン・ガス田
【英】: groningen gas field
オランダ北東部の海岸地域にあり、1959 年に NAM(Shell、Exxon の合弁会社)により発見された。 可採埋蔵量は 58Tcf 、ガス組成はメタン 81 %、エタンおよび重質成分 4 %、窒素 14 %、炭素ガス 1 %である。ガス層は深度約 2,800m に存する下部二畳紀ロトリゲンデス層群のスロホテレン部層の砂岩で、層厚は 80 ~ 100m である。フローニンゲン・ガス田は、1964 年より生産が開始され、1976 年には 3.4Tcf のピーク生産を記録している。オランダでは、フローニンゲンおよびその周辺のガス田からのガスで国内のガス需要を賄うほか、西独、フランス、ベルギー、イタリア、およびスイスの各国に輸出している。 |

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