はあちゅうによるセクハラ・パワハラ証言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 14:05 UTC 版)
「岸勇希」の記事における「はあちゅうによるセクハラ・パワハラ証言」の解説
2017年12月、元電通社員でブロガーの伊藤春香(ペンネーム:はあちゅう)がBuzz Feed News上で、岸からセクハラやパワハラを受けていたという記事を公開した。伊藤によると、電通在籍時に岸から暴言や夜間の呼び出しなどを受け、暴言の中には、性的な関係を要求されたと伊藤が認識した言動などセクシャルな内容もあったという。また、伊藤が電通を退社した後も、電通主催のリクルートイベントへの伊藤の登壇を岸が妨害するなど、退職後も妨害や嫌がらせが続いたなどと主張した。 これに対して岸は、深夜に伊藤を呼び出したこと、威圧的な発言や追い込む言動を行ったことなどは事実であると認め、現時点では伊藤を傷つけたことを強く認識しているとして、メッセンジャー(簡易短文)およびウェブサイトで伊藤に謝罪した。その一方で、性的な関係を要求したことについては否定した。また、電通主催のリクルートイベントへの伊藤の登壇を止めさせるように働きかけたことは事実として認めつつも、当時伊藤が所属していた会社がステルスマーケティング問題を起こしていた一方で、WOM協議会ではクチコミマーケティングのガイドラインの策定が進んでおり、電通がガイドライン遵守を呼びかける立場であったことから、その策定に携わっていた立場上行ったものであると反論した。 ただし、WOMマーケティング協議会は、12月18日付けの同協議会Webページ上で「同氏が過去に弊協議会のガイドライン委員としてガイドライン策定に関わった事実はございません。」としている。 2017年12月18日、岸は「自分の個人的な問題から、社会を大きくお騒がせしたこと」「共にお仕事をさせていただいていた企業をはじめ関係者の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしてしまったこと」の責任をとるとして、自らが代表取締役を務める株式会社「刻キタル」を退社、代表取締役及び取締役も併せて辞任することを申し出て、受理された。
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