能代のナゴメハギ

国指定文化財等データベース

能代のナゴメハギ

名称：	能代のナゴメハギ
ふりがな：	のしろのなごめはぎ
種別1：	風俗習慣
保護団体名：	浅内なごめはぎ保存会
選択年月日：	1981.12.24(昭和56.12.24)
都道府県(列記)：	秋田県
市区町村(列記)：	能代市字浅内，能代市中浅内，能代市黒岡
代表都道府県：	秋田県
備考：	所在地が同一都道府県内のもの（このデータは種別１から移行しています）
解説文：	古くから年の折り目に神が来臨し、村人に祝福を与えるという趣旨の年中行事は全国的に分布しているが、能代地方のそれは日本海沿岸の男鹿半島より北の浅内沼付近に伝えられ、ナゴメハギと呼ばれている。かつては小正月の夜行われていたが、昭和二十年代以後は十二月三十一日になった。この行事は、伝承地によって多少異なるが、各村落内の若者たちが、様々な仮面藁蓑【わらみの】をつけ神に扮し、鈴、拍子木を打ち鳴らすなどして、各家を訪れ家人に祝福を与えるもので、素朴ながら歳神信仰の一形態を伝えるものとして注目されており、記録保存しようとするものである。

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