にじょう‐てんのう〔ニデウテンワウ〕【二条天皇】
二条天皇
祖父である鳥羽法皇の皇后藤原得子(美福門院)に養育され出家する予定だったが、近衛天皇の死去に伴い鳥羽法皇の強い意向によって皇位継承者とされた。
父後白河天皇の即位に伴い親王宣下を受け、次いで立太子となった。
しかし、これが叔父崇徳上皇らの怒りを買って1156年の保元の乱の原因ともなった。
1158年後白河天皇から譲位を受けて即位し、第78代二条天皇となった。
父の院政に対抗して親政を敷いたが、23歳の若さで死去した。
第78代天皇 | |
天皇名 | 二条天皇 |
読み方 | にじょうてんのう |
名・諱等 | 守仁親王 |
読み方 | もりひとしんのう |
時代区分 | 古代 |
天皇在位 | 1158年から1165年 |
生年 | 1143 |
没年 | 1165 |
父 | 後白河天皇 |
母 | 藤原懿子 |
兄弟 | 以仁王・憲仁親王 |
配偶者 | 伊岐致遠の娘 |
皇子女 | 順仁親王 |
即位宮 | 平安京 |
天皇陵 | 香隆寺陵 |
所在地 | 京都市北区平野八丁柳町 |
二條天皇 香隆寺陵
(にじょうてんのう こうりゅうじのみささぎ)
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