なんぼ
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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なんぼ | いくつ、いくら 多少(銭)、多大(年紀)、 几个、幾歳 | 何程。副詞。「なにほど」の転。数量や金額、度合い、程度などを尋ねる、または不定数を表す語。いずれも区別しない。紀伊、伊勢を除く近畿、中国、四国、東九州を始め、奥羽、北海道でも使われている語。紀伊、伊勢から東海、北陸、東山、越後、佐渡、関東、西九州の「いく(幾)」は古い言葉で、「いくつ/ら」が日常語の地域では、改まった席で中央語にあたる上方の「なんぼ」を使用する所もある。日向で「なんぶ」、南九州で「いくっ」「どしこ」、北琉球で「いくち」「いかさ」、宮古で「いふつ」「なうぬぷさ」、八重山で「いこーび」「うび」「ぎゅーさ」。名詞としても用い、「安うてなんぼ」は、安いことに価値がある、「芸人は笑かしてなんぼ」は、笑わせることに意義や価値がある、「これくらいの怪我がなんぼのもんやねん」は、だからどうしたというのか、「東京がなんぼのもんじゃい」は、東京?それがどうしたの、「その服千なんぼしてたな」は、千円以上二千円未満、という意味。 |
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