TOEFL(とふる)
英語の能力試験
Educational Testing Service (ETS) が実施する英語の能力試験である。世界規模の英語テストとして、TOEICにならんで有名である。TOEFLは、実に世界180ヶ国以上の規模で、受験されている。
どういう人がTOEFLを受験するのかというと、第一義的には、「アメリカの大学に入学したい人」である。アメリカの大学の入試を受けるには、普通、TOEFLのスコアシートを送ることが必要である。これは、語学力が大学の授業についていけるかどうかを判断するためである。
そのほか、日本国内では「資格試験のひとつ」としても普及している。TOEFLで高得点をあげることで、自分の英語力の高さを証明することができる。
さて、2000年の10月からは、コンピュータ版のTOEFLが日本で実施されるようになる。受験者は、紙の問題を解く代わりに、ヘッドホーンを装備したコンピューター画面で試験を受けるようになる。
コンピュータ版テストの今までにないメリットとして「コンピュータ適応型」テストが導入される。これによって、受験者は能力に応じた難易度のテストを受けられるようになる。
そのほか、テストの採点が従来よりも早くなる。たとえば、テストが終わるとすぐ、受験者はWriting以外の得点結果を見ることができる。
コンピュータ版テストでは、得点システムが大きく変わる。従来型では、満点が677点であるが、新版は満点が300点である。ETSの換算表を使うことで、旧版、新版の得点を見比べることができる。
(例)
従来の677点… 新版の300点
従来の673点… 新版の297点
・・・
従来の317点… 新版の47点
従来の313点… 新版の43点
従来の310点… 新版の40点
また、2000年10月以降も、ペーパー版のテストは引き続き行われる。ただし、これは臨時的なもので、最終的にはコンピューター版がメインになる。受験料は、コンピュータ版、ペーパー版ともに、$110 (\14,850) である。
(2000.10.01更新)
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