とおでとは? わかりやすく解説

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とお‐で〔とほ‐〕【遠出】

読み方:とおで

[名](スル)

遠くへ出かけること。遠あるき。「郊外まで—する」

芸者自分属す地域から離れて、客と旅行すること。

「十吉の家の花助と別の家の千代松という二人へ—の口をかけて」〈荷風腕くらべ

「遠出」に似た言葉

遠出

読み方:とうで,とおで

  1. 東京地方にて、芸妓馴染に連れられてその花街以外に出かけることをいふ。これに、市内遠出、市外遠出、の二種である。吉原では「外出」といひ、大阪地方では、「他所行」といふ。〔花柳語〕
  2. とうで、芸者が客に連れられて遠く旅する事。
  3. 遠出は其の花柳界地域外へ呼ばれて行くことを云ふ。之に「市内遠出」と「市外遠出」とあり、吉原遊廓では「外出」と云ひ、大阪地方では「他所行」といはれてゐる。又旅行に出るのは「旅行遠出」である、何れも距離と時間とに依つて其の花代相異のあること勿論である。
  4. 芸者馴染客につれられて遠いところへ遊び出かけること。〔花柳界
  5. 所属組合加盟出先き以外より招聘受くる時は総て之を遠出と称し通玉祝儀(ぎよくしうぎ)の約三倍請求する慣習あり、妓の不見転みずてん)を喜ばざる者は此方法に依らざれば百尺(せき)芋頭かんとう一歩を進むる事を得ず
  6. 東京地方にて、芸妓が馳染客に連れられてその花街以外に出かけることをいふ。これに、市内遠出、市外遠出の二種がある。吉原では「外出」といひ、大阪地方では「他所行」といふ。
  7. 〔俗〕①東京地方芸妓馴染に連れられて花街以外に出かける事。市内遠出市外遠出の二種がある。吉原では「外出」といひ、大阪地方では他所行といふ。②情人を伴れて郊外又は近郊出掛けること。
  8. 芸者馴染客につれられて遠いところへ遊び出かけることをいふ。
  9. 芸妓馴染の客に連れられて花街以外に出かける事を云ふ。
  10. 花柳界用語。東京地方芸妓馴染客につれられてその花柳街以外に出かけることを云ふ。吉原では「外出」といひ、大阪地方では「他所行」といふ。
  11. 芸娼妓馴染客につれられて花街より外に出かけること。⑵情人郊外又は近郊出かけること。
  12. 東京地方で、芸妓馴染に連れられてその花街以外の処へでかけることをいう。これに都内連出、都外連出の二種がある。吉原では「そとで」といい、大阪地方では「よそゆき」という。〔花柳界

分類 東京地方花柳界花柳界大阪地方花柳界東京地方花柳語/東京地方大阪地方吉原


遠出

読み方:とおで

  1. 温泉場等に出張つて鉄火場盆を敷くこと。

分類 賭博

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