電磁誘導
ファラデーの電磁誘導の法則と呼ばれる現象。磁場の変化により、電気(電流や電圧)が発生する。発電所では、水力や火力でタービンを回して、発電する時に使われる現象。電気回路部品のトランスでは、電圧を変えるのに用いられる。トカマクでは、中心ソレノイドコイルでプラズマ電流を発生させる時に用いられる原理。
電磁誘導では、変化する磁場(磁束)が電場を作る。プラズマ電流を流し続けるためには、(トロイダル)電場をかけ続けなければならない(図参照)。そのためには、磁場を作る中心ソレノイドコイル(図中ではオーミックコイル)の電流を増加させ続けなければならない。このため、この方法では無限に長い時間、プラズマ電流およびプラズマを維持することができない。そのため、電磁誘導とは別の方法(電流駆動)によるプラズマ電流の維持が研究されている。
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