ででむし、でんでんむし
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
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ででむし、でんでんむし | かたつむり、 まいまい | 陸に上がった貝の仲間。最新の言い方で、近畿を中心に、東は尾張、西は備前や伊予まで広がっていた言い方。中国や遠江の「まいまい」がその次に新しく、北陸、出羽、長門、土佐の「かたつむり」、「つぶり」、西九州、陸奥の「なめくじ」と近畿から遠くなっていくほど古くなっていく。越後、上野、下野、岩代、磐城で「だいろ」、北武蔵で「つのだいろ」、東京近辺で「まいまいつぶろ」、南常陸で「まいぼろ」、陸中で「なめと」、東九州で「つぶらめ」、奄美で「つんだり」、種子島、屋久島、沖縄、八重山で「つんなめ」、宮古で「ぱるんな」、南紀伊で「かたかた」、伊豆で「かさんまい」、駿河で「かさんどう」など。 |
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