つこう‐まつ・る〔つかう‐〕【▽仕る】
読み方:つこうまつる
[動ラ四]《「つかえまつる」の音変化で、主として平安時代に用いた》
2 「する」「おこなう」の謙譲語。尊者のために、何かをする。してさしあげる。また、お作り申し上げる。
「この歌は…召し上げられて—・れるとなむ」〈古今・秋下・左注〉
3 (会話に用いる)「する」「おこなう」を聞き手に対しへりくだる気持ちをこめて丁重にいう。いたします。つかまつる。
4 (補助動詞)
㋐他の動詞に付いてその動作を尊者のためにする謙譲の意を添える。…してさしあげる。…申し上げる。
- つこうまつるのページへのリンク