集団の中で、朝食を摂る習慣のない人の割合のこと。
厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、現在の国民の朝食の欠食率は平成11年以降、全体的に男女とも増加しています。特に20代で最も高く、平成17年の調査では、男性で33.1%、女性で23.5%が「朝食を食べていない」と回答しています。1人世帯でみると、20代の欠食率が49.4%と最も高く、30代の41.1%が続いています。なお、ここで言う 「欠食」とは、「菓子・果物などのみ」、「錠剤などのみ」、「何も食べない」に該当した場合をいいます。
内閣府の「食育推進基本計画」(平成18年3月)では、朝食を欠食する国民の割合の減少を目標のひとつに掲げています。平成22年度には、平成12年度に4%だった小学生の朝食欠食率を0%に、また平成15年度には20代男性で30%、30歳代男性で23%であった朝食欠食率を、15%以下にすることを目標としています。
朝食欠食率
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