大面積エレクトロニクス
別名:ラージエリアエレクトロニクス
【英】large-area electronics
大面積エレクトロニクスとは、有機トランジスタなどを用いて物体表面にセンサーやディスプレイなどを広範囲に搭載する技術である。
大面積エレクトロニクスの特徴は、電子回路を折り曲げ・伸縮が可能なフィルム状に形成することで既存のさまざまな道具や物体の表面に搭載できる点である。東京大学大学院では、大面積ディスプレイの例として、ロボットの手の表面に圧力センサーと有機トランジスタを集積化して搭載した人工皮膚、光センサーを利用した曲がるスキャナ、アクチュエータを利用した薄型の点字ディスプレイなどを開発している。
大面積エレクトロニクスは、その特性から、「伸縮性エレクトロニクス」や「有機エレクトロニクス」と言い換えられる場合もある。
参照リンク
有機トランジスタを用いた大面積エレクトロニクス - (東京大学大学院工学系研究科 電気系工学専攻)
ラージエリアエレクトロニクスレポート - (JPCA NWES)
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