トライコプター【tricopter】
読み方:とらいこぷたー
トライコプター
【英】tricopter
トライコプターとは、ヘリコプターと同様に回転翼(ローター)によって飛翔・方向制御を行う航空機のうち、回転翼が3つ搭載された機種のことである。
トライコプターのように複数の回転翼を搭載する機種を、従来型のヘリコプターとは区別して「マルチコプター」と呼ぶことがある。回転翼が4つ搭載されているものは特にクアッドコプター、回転翼が6つであればヘキサコプターと呼ばれることもある。
トライコプター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 01:39 UTC 版)
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トライコプター(英: tricopter)は、離陸・推進に3つの回転翼を用いる、航空機(マルチコプター)の一種である。
概要
トライコプターは3つの回転翼で揚力を生み出すため、回転翼機に分類され、狭義にはマルチローター機に分類されることもある。また、標準的なヘリコプターには似ていないものの、回転翼を用いるため、ヘリコプターに分類されることもある。 クァッドコプターでは固定ピッチの回転翼の回転数を変えて、発生する推力とトルクを変更することにより制御するものが多いが、トライコプターでは可変ピッチ回転翼によって推力を変更して制御するタイプが多い。
- 有人機タイプ
- 歴史的に3回転翼ヘリコプターは、3発エンジン固定翼機と類似の思考で、要求性能に対しローター強度やエンジン出力が不足という場合の選択肢として、ヘリコプター実用化初期のシエルバ W.11や、Mi-32として開発事例が存在するが、実用化に到ったものは無い。
特徴
トライコプターの特徴として、ローターの反トルクを相殺しきれず機体が回転する場合があるが、ローターの角度を制御し横向きの力を発生させて反トルクを相殺する方法や[3]、各ローターを二重反転ローター化する方法がある[1][2]。
法規制
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脚注
- ^ a b “道なき道を進む一人乗りドローン?『FLIKE』テスト飛行のドキドキ感が肝試しレベル”. 週刊アスキー (アスキー・メディアワークス). (2015年6月1日) 2017年1月12日閲覧。
- ^ a b “The Ultimate Flying Bike”. FLIKE. 2017年1月12日閲覧。
- ^ “折り畳みも可能な超小型のマルチコプター「The Pocket Drone」”. GIGAZINE (OSA). (2014年1月10日) 2017年1月12日閲覧。
関連項目
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