3Dプリンティング
別名:3Dプリンティング,3次元プリンティング,三次元プリンティング
【英】3D printing
3Dプリンティングとは、3Dプリンターを使用して立体物を形成すること、およびその技術などを指す語である。
3Dプリンティングの手法には、切削加工もあるが、昨今では合成樹脂を層のように積み上げていくことで厚み(高さ)を生み出す立体形成手法が主流となっている。平面にインクで字や図を描く一般的な印刷技術のように、樹脂をインクジェット式に射出していく方式や、光可塑性樹脂に紫外線レーザー光を照射して硬化させていく方式などがある。
3Dプリンタは、業務用の装置としては1990年代半ば頃から徐々に導入・普及が進みつつあった。2000年代後半から2010年代前半にかけて、小規模で廉価な個人向けの製品(パーソナル3Dプリンター)が多く登場しはじめ、3Dプリンティングがより身近な技術として認識されるようになった。
2013年にはTEDカンファレンスのスピーチで「時間」(の経過に伴う形状変化)の要素を持つ「4Dプリンティング」の考え方が述べられ、次世代技術の構想として注目を集めた。
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