その他の送り火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 07:46 UTC 版)
「一」(京都市右京区鳴滝) 「竹の先に鈴」(京都市西京区松尾山?) 「蛇」(京都市右京区北嵯峨) 「長刀(なぎなた)」(京都市右京区嵯峨観空寺) このうち、「竹の先に鈴」の点火地については、田中緑紅の『京都』では松尾山とされているものの、明治20年代の日出新聞(現在の京都新聞)の記事では、左京区静原、あるいは、左京区一乗寺 とされている。 また、「蛇」や「長刀」の寸法などが書かれた古文書が発見された。但し年号がないため、書かれた時期は不明だが、日付が旧暦であるため、明治5年以前であることは間違いないであろうと思われる。(文字だったのか図柄だったのかは判らない。KBS京都の送り火中継の、消えた送り火ではそれぞれ、「蛇」、「長」として紹介している。) これらの送り火がいつ頃消滅したのかはっきりとしていないが、明治時代から昭和初期頃にかけて徐々に数を減らし、現在の五山に減少した後に、五山送り火という呼称が定着した。 ウィキニュースに関連記事があります。岩手県の松「送り火」参加中止-放射能風評-京都
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