せらちあきんとは? わかりやすく解説

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セラチア‐きん【セラチア菌】


セラチア菌(せらちあきん)

院内感染により敗血症引き起こす細菌

セラチア菌は、土壌汚水などの自然界広く分布している弱毒性細菌で、人間腸内存在することもある。健康なであれば何も問題はないが、手術後免疫力低下した患者子供老人など抵抗力の弱い人が感染すると、敗血症尿道炎症などを引き起こす

最近では、入院中の患者病院内でセラチア菌に感染する院内感染」が発生し問題になっている1999年の夏、東京都墨田区にある病院で5人が死亡した事件続き2000年の夏には、大阪府堺市にある総合病院でも、セラチア菌の感染による敗血症患者死亡した

これらセラチア菌感染事件は、衛生管理行き届いていない病院で、点滴通じて患者血液にセラチア菌が入った見られている。

アメリカでは点滴静脈留置針について、3日ごとに針を新しいものに取り替えることが義務づけられているが、日本ではあまり徹底していない。高齢患者など何度も繰り返して針を刺せない場合1週間刺しっぱなしということあるようだ

病院行ってセラチア菌を感染させられるのでは、たまらない。その他の感染症含め病院内での衛生管理徹底求められる

(2002.01.30更新




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