せいようのこぎりそう (西洋鋸草)











●ヨーロッパが原産です。わが国でも観賞用や牧草として栽培されていたものが帰化しています。高さは60センチほどになり、葉は2~3回羽状複葉で細かく裂け、両面に軟毛があります。花期は6月から9月ごろ、茎の先に散房花序をつけ、白色または淡紅色の花を咲かせます。学名は、ギリシャの英雄アキレスがトロイ戦争の時、傷の手当てに用いたことに因みます。昔から止血薬や抗炎症薬として、また今では風邪のときの湿布薬として使われています。写真中7は園芸品種の「クリステル(cv. Christel)」、中8~9は「コロネイションゴールド(cv.Coronation Gold)」。
●キク科ノコギリソウ属の多年草で、学名は Achillea millefolium。英名は Yarrow, Milfoil。
ノコギリソウ: | アキレア・プタルミカ アキレア・マクロフィラ 姫鋸草 西洋鋸草 黄花鋸草 |
ノブキ: | 野蕗 |
ハハコグサ: | グナファリウム・カリフォルニクム |
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