ていしょうそう (ていしょう草)


●わが国の本州、千葉県から近畿地方南部それに四国に分布しています。山地の林内に生え、高さは30~60センチになります。葉は卵状鉾形で葉柄があり、茎の下部に4~7個集まってつきます。表面は暗紫色を帯び、白い斑紋があります。9月から11月ごろ、茎の上部の穂状花序に白い頭花を片側に偏って咲かせます。頭花には3個の小花がつき、小花の花冠は線形に5裂します。和名の由来は不明とされていますが、属名の類推から「鼎鐘(かなえとつりがね)」あるいは「禎祥(めでたきしるし)」あたりなんでしょうか。
●キク科モミジハグマ属の多年草で、学名は Ainsliaea cordifolia。英名はありません。
メランポジウム: | メランポジウム メランポジウム・レウカンツム |
モクビャッコウ: | 木白虹 |
モミジハグマ: | ていしょう草 奥紅葉白熊 |
ヤグルマギク: | ケンタウレア・アルペストリス ケンタウレア・ギムノカルパ |
ていしょう草と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- ていしょう草のページへのリンク