すががきとは? わかりやすく解説

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すが‐がき【×掻/××掻/×菅垣】

読み方:すががき

和琴(わごん)の手法の一。全部の弦を一度弾いて手前から3番目または4番目の弦の余韻だけを残すように、他の弦を左指で押さえるもの。

江戸初期の箏(そう)または三味線で、歌のない器楽曲。「六段菅掻」(六段の調べ)など。

尺八古典本曲一類2編曲したものというが不明。「三谷(さんや)菅垣」など。

三味線曲節の一。第2・第3の2弦を同時に弾く音と、第3弦をすくう音とを交互に鳴らす単純なもので、江戸吉原遊女客寄せのために店先弾いた見世(みせ)菅掻

歌舞伎下座音楽で、4取り入れたもの。また、その他諸種三味線曲で4取り入れた部分。郭(くるわ)の表現として用いる。


菅掻き、清掻き

読み方:すががき

カ行四段活用動詞菅掻く」「清掻く」の連用形である「菅掻き」「清掻き」、あるいは連用形名詞化したもの

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菅掻

読み方:すががき

  1. 騒ぎ唄同じく遊女屋の場につかふ賑やかな三味線。〔歌舞伎
  2. 江戸時代吉原遊女見世へ出る時弾く音曲。又芝居遊廓場面の幕明及び遊女出入合方として用う三味線

分類 歌舞伎

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