じゅんじゅんとは? わかりやすく解説

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じゅん‐じゅん【循循】

読み方:じゅんじゅん

ト・タル[文]形動タリ

順序に従うさま。秩序のあるさま。

ものにとらわれない物事を行うさま。

「唯—と歩いて行けば目的地には達せられるのだ」〈蘆花思出の記


じゅん‐じゅん【××恂】

読み方:じゅんじゅん

ト・タル[文]形動タリまことのあるさま。まじめなさま。

其の家居するや—として儒者如く」〈露伴運命


じゅん‐じゅん【××諄】

読み方:じゅんじゅん

ト・タル[文]形動タリよくわかるように繰り返し教えさとすさま。「—と説いて聞かせる


じゅん‐じゅん【順順】

読み方:じゅんじゅん

多く「に」を伴って副詞的に用いる)順序追ってすること。順次。「—に仕事かたづける」

「順順」に似た言葉

じゅんじゅん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 06:04 UTC 版)

じゅんじゅん滋賀県郷土料理[1]すき焼き風に味付けをした鍋料理の一種である[1]

概要

豆腐糸こんにゃく、青ネギ春菊などが入り、主たる食材には牛肉鶏肉琵琶湖で採れる淡水魚などが使われる[1]。魚はマスコイイサザウナギなど様々なものが使用される[2]

牛肉や鶏肉のじゅんじゅんは正月お盆などのハレの日に食されている[1]

魚のじゅんじゅんは主に琵琶湖周辺を中心に食されている。使用される魚はそれぞれの魚の旬のものを用い、その季節の旬の野菜と一緒に煮込む[1]

名称の由来

名称の由来には諸説あるが、具材を鍋で煮る際の音を擬音語にしたものが由来といわれている[1][3]

すき焼きとの違い

味付けはすき焼きと同じで、すき焼き同様に具材を生卵をつけたり、鍋の〆めとして飯やうどんを入れるのも同様であるが、肉は焼かずに他の食材と一緒に並べてから煮るのが、すき焼きとの違いである[4]

出典

  1. ^ a b c d e f じゅんじゅん 滋賀県”. うちの郷土料理. 農林水産省. 2024年3月12日閲覧。
  2. ^ 日本調理科学会「淡水魚をおいしく食べる」『魚のおかず いわし・さばなど』農山漁村文化協会〈伝え継ぐ日本の家庭料理〉、2019年、122頁。ISBN 978-4540191862 
  3. ^ 大ぶりのうなぎ、鍋でぜいたくに 滋賀県「じゅんじゅん」」『毎日新聞』、2024年1月2日。2024年3月12日閲覧。
  4. ^ かしわの“じゅんじゅん””. みんなのきょうの料理. NHKエデュケーショナル. 2024年3月12日閲覧。

じゅんじゅん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:10 UTC 版)

江州弁」の記事における「じゅんじゅん」の解説

すき焼き風の鍋料理。具の煮える音から。

※この「じゅんじゅん」の解説は、「江州弁」の解説の一部です。
「じゅんじゅん」を含む「江州弁」の記事については、「江州弁」の概要を参照ください。

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