しらせルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/11 03:59 UTC 版)
「聖エステラ学院の七人の魔女」の記事における「しらせルート」の解説
勇稀人は温室でしらせという少女と出会う。勇男という人物と間違われるものの、勇稀人は彼女との出会いを繰り返していた。和子の学生時代の親友である静守綾乃の友人に同名の人物がいたこと、智美とドリス、柳の言葉から、勇稀人はしらせが「始まりの魔女」ではないかと考えるようになる。 学長室に来た勇稀人は、しらせが学院長きざしの双子の妹であること、しらせの周囲で行方不明者が相次いでいたため、危険視した当時の学院長が何十年も前に殺したこと、そしてしらせには魔女の力があり、殺された後も魂だけの存在となって生き続けたことを知った。しらせが殺された後、きざしは妹と同じく魔女として生きる方法を模索し続けた。同時に、魔女となった生徒を助けるために柳に権限を与えた。さらに、従者である勇雄が魔女の力を受け付けない力があることを知り、その娘である綾乃、さらにその息子である勇稀人を学院に入学させた。 しらせのいる温室へ向かうきざしと勇稀人は、柳と出くわす。そして、魔女の力を持ついすかや鏡花、ドリスと智美とともに、温室の地下から掘り出したしらせの遺体をもって、柳は魔女の力の源である別世界の扉を開いた。勇稀人は温室に来た和子と優也にいすから4人を託し、柳としらせを追った。しらせを闇の中から引き戻す勇稀人に対し、柳は妨害するが、勇稀人の抵抗を受けて消滅する。 勇稀人とともにしらせは現実世界へ戻り、肉体を取り戻した。しらせは学院を卒業したら勇稀人とともに過ごしたいが、卒業するまでは、老い先短いきざしのそばにいてやりたいという話した。
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