しらたき・糸こんにゃく
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 22:17 UTC 版)
「コンニャク」の記事における「しらたき・糸こんにゃく」の解説
関東では材料を細い穴から押し出してから凝固させて作る細い糸状のこんにゃくを「しらたき(白滝)」と呼んでいた。これに対して、関西では板こんにゃくを細く切って糸状にした物を糸こんにゃくと呼んでおり、製法の違いもあって両者は別物と言われていたが、現在は糸こんにゃくも細い穴を通す製法になったために両者を区別する方法はなくなったとされる。このように細い糸状のこんにゃくを、主に関東地方ではしらたき、関西地方では糸こんにゃくと呼んでいる。糸こんにゃくをより細くしたものをしらたきと区別する場合もある。なお、近年は東西問わず、白い「しらたき」や、おでん用に機械で巻かれた(結ばれた)ものが普及しているため、白いものを「しらたき」、こんにゃく色のものを「糸こんにゃく」と呼ぶことが一般的である。なお、こんにゃく突きなどの道具を用い5 - 10mm角程度の太さにしたものは突きこんにゃくと呼ばれ、主に炒め物や煮物に使われる。原板を細くするところは糸こんにゃくと同じだが糸こんにゃくとは別に扱われる。なお、「すき焼きにしらたき(糸こんにゃく)をいれると肉がかたくなる」との説は間違いであるとする調査結果が公表されている。
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