しゃよう

実用日本語表現辞典

斜陽

読み方：しゃよう

日没前の太陽を意味する語。太陽が地平線に沈もうとしているさま。転じて、衰退・没落などの意味でも用いられる。産業が衰退に転じることを「斜陽化」などとも言う。

（2011年11月3日更新）

デジタル大辞泉

しゃ‐よう〔‐ヤウ〕【斜陽】

読み方：しゃよう

１ 西に傾いた太陽。また、その光。夕日。夕陽(せきよう)。斜日。

２ 勢威・富貴などが衰亡に向かっていること。没落しつつあること。「—産業」

[補説] 書名別項。→斜陽

しゃよう〔シヤヤウ〕【斜陽】

読み方：しゃよう

太宰治の小説。昭和22年（1947）発表。第二次大戦後の没落貴族として伊豆の山荘で母と暮らす娘かず子の、古いものへの反逆の生活と心情を描く。

しゃ‐よう【社用】

読み方：しゃよう

１ 会社の用事。

２ 神社の用務。

芭蕉関係人名集

潮江車要

（しゃよう）

（生年不詳）

本名潮江長兵衛。大坂蕉門の一人。芭蕉の晩年の句「おもしろき秋の朝寝や亭主ぶり」は、元禄7年9月21日車要亭で開催された句会の翌朝の朝寝坊を詠んだもの。また、その句会では「秋の夜を打ち崩したる咄かな」と詠んでいる。

芭蕉宛書簡（元禄8年8月3日）

車要の代表作

起しせし人は逃けり蕎麥の花（『續猿蓑』）

山茶花は元より開く帰り花（『續猿蓑』）

うかうかと海月に交るなまこ哉（『續猿蓑』）

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しゃよう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 02:06 UTC 版)

同音異義語

しゃよう

• 【斜陽】①ゆうひ。夕陽。②権勢などが衰えること。没落しつつあること。
• 【社用】①会社の用事。②神社の用務。