さん さん

デジタル大辞泉

さん‐さん【^×毿^×毿】

読み方：さんさん

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 髪の毛などがふさふさとして長いさま。

「幾ヶ月となく刈り込まない—たる髪の毛と共に」〈漱石・明暗〉

２ 細いものが長く垂れ下がるさま。

「—たる川底の藻は水に梳(くしけず)られて」〈蘆花・自然と人生〉

さん‐さん【三三】

読み方：さんさん

１ 吉数とされる三を重ねた、めでたい数。

２ 五目並べで、三目並んだ石が同時に2か所以上にできること。禁手とされる。

３ 囲碁で、碁盤の縦・横の縁から数えてそれぞれ第3線の交点。

さん‐さん【^×潸^×潸】

読み方：さんさん

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 涙をさめざめと流すさま。

「悲涙—として下る」〈織田訳・花柳春話〉

２ 雨の降るさま。「—と降る雨」

さん‐さん【^×燦^×燦／^×粲^×粲】

読み方：さんさん

［ト・タル］［文］［形動タリ］太陽などが明るく光り輝くさま。彩りなどの鮮やかで美しいさま。「陽(ひ)が—とふりそそぐ」

さん‐さん【^×珊^×珊】

読み方：さんさん

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 身につけた玉などの鳴る音を表す語。

２ きらきらと美しく輝くさま。

「水晶の数珠が暁の露のように—と輝いて居た」〈谷崎・二人の稚児〉

囲碁基本用語集

三々（さんさん）

スミから数えて、縦横３つ目の点。星からみて外側のななめの点。相手のスミに侵入するためによく打たれる。

下図では、白が右上の黒模様のエリアに三々から侵入してきたところ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

さんさん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 05:38 UTC 版)

同音異義語

さんさん

• 【三三】吉数の3を重ねた、めでたい数。
• 【珊珊】きらきらと美しく輝くさま。
• 【燦燦】太陽の光などが、きらきらと明るく光るさま。
• 【潸潸】雨の降るさま。
• 【粲粲】あざやかで美しいさま。
• 【毿毿】毛などがふさふさとして長いさま。

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「さんさん」の例文・使い方・用例・文例

• 海岸には日光がさんさんと注いでいた
• 太陽がさんさんと輝き、木々が多い茂る夏。
• 太陽がさんさんと輝いている。
• その部屋には日光がさんさんと注いでいた。
• 南フランスの陽光さんさんたる空のもとで.
• 広々とした土地でさんさんと陽光を浴びて物みなすべて鮮明な色彩を帯びていた.