さまざまな種類のゾンビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 14:49 UTC 版)
「ゾンビ映画」の記事における「さまざまな種類のゾンビ」の解説
ゾンビの特徴は、映画によって異なっている。それぞれの映画監督は、その映画の世界観に合わせて、自分のゾンビにユニークな性質を与えている。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のように、ゾンビはゆっくりとした動きで描かれることが多いが、『ワールド・ウォーZ』のように、走ることのできる速い動きのゾンビが描かれることもある。 また、ゾンビの発生は様々な原因によって引き起こされる。多くの映画では、ゾンビ化をもたらす謎のウイルスに感染した人たちがゾンビのようになっていくが、ゾンビ発生の原因が異なる映画も存在する。『新感染 ファイナル・エクスプレス』では、ゾンビの発生は化学物質の漏洩が原因となっている。『ディストピア パンドラの少女』では、ゾンビ化をもたらす病気は真菌が原因である。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』では、宇宙探査機の放射線によって死者が生者を襲うようになる。 人間からゾンビへの変化も、作品ごとに異なっている。『ワールド・ウォーZ』のように数分で変化する場合もあれば、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のように数時間かかる場合もある。 また、ゾンビは映画によって弱点が異なることもある。ほとんどの映画では、ゾンビは脳を破壊することでしか殺すことができず、多くの場合、頭を銃で撃たれている。しかし、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』では、ゾンビは火によっても撃退されている。 その他、いくつかの映画では、ゾンビを意識を持つ存在として描いている。『ウォーム・ボディーズ』は、体の中に意識が残っているゾンビが、もう一度生きていたいと願う、ゾンビ・ロマンティック・コメディである。『ディストピア パンドラの少女』では、人間とゾンビのハイブリッドの子どもたちが登場し、空腹時以外は普通の子供のように行動する。
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