坂部の冬祭の芸能
名称: | 坂部の冬祭の芸能 |
ふりがな: | さかべのふゆまつりのげいのう |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 大森諏訪社氏子会 |
選択年月日: | 1971.04.21(昭和46.04.21) |
都道府県(列記): | 長野県 |
市区町村(列記): | 下伊那郡天竜村 |
代表都道府県: | 長野県 |
備考: | 天竜村の霜月神楽 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | この芸能は、長野県下伊那郡天竜村坂部の諏訪神社の祭(一月四、五日)に行なわれる湯立神楽の一種で、同社拝殿に炉をきり、釜をすえ、湯をたぎらせたそのまわりで演じられる。 芸能次第としては「座固め」「しめひき」「ごしろわたし」 「順の舞」などの前行事があり、大庭酒【おにわざけ】の後、「申し上げ」「湯ばらい」「湯立」となる。湯立は、禰宜が神楽歌を歌いながら釜のまわりをまわり、湯たぶさで湯をかきまわしてはね上げる。続いて少年の行なう「花の舞」、青年の行なう「本舞」などがくりかえし舞われ、夜明け近いころに面をつけた「タイキリ」、「獅子」、「鬼」などがつぎつぎに出て舞う。 湯立はすがすがしく古風であり、面形の舞は猿楽、田楽をしのばせる芸能要素を含むなど、芸能史的にもきわめて重要なものである。また、近隣三河の花祭などにも通じる要素を持っているなど、地方的・流派的にも特色あるものである。 |
神楽: | 吉原の岩戸神楽 向方のお潔め祭の芸能 命婦の舞 坂部の冬祭の芸能 大元舞 大和佐美命神社の獅子舞 大崎八幡神社の能神楽 |
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