榊原鍵吉 さかきばら けんきち
東京生まれ。剣客。父は幕臣。13歳で男谷精一郎(信友)に入門、直心影流剣術を学びその奥義を極める。安政3年(1856)江戸幕府により講武所が開かれると男谷の推薦により剣術教授方となる。慶応2年(1866)講武所が廃止されると遊撃隊頭取をつとめた。のち下谷車坂に道場を開き剣術の指導にあたる。明治維新後、剣術の衰退を見て、明治6年(1873)撃剣会を組織し官許を得て撃剣興行を行い成功させるなど、その復興につとめた。
キーワード | その他 |
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号・別称等 | 健吉(けんきち) |
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