故障モード影響解析
別名:エフ・エム・イー・エー、FMEA
【英】:Failure Mode and Effect Analysis
製品またはプロセスについて、問題が発生する前に問題(故障モード)を識別し、予防する体系的な手法であり、「設計FMEA」と「工程FMEA」の2種類がある。
「設計FMEA」は、設計段階において、製品の故障モードを含めた設計以降の後工程(顧客まで)で発生する問題(リスク)を予測し、定量的に重みづけをした上で、リスク低減の方策(設計施策・製造施策)を実施する。信頼性、製造性の高い設計を目的に使われる。
「工程FMEA」は、製造品質に影響を及ぼすと考えられる製造プロセス上の品質不具合(リスク)を特定し、定量的に重みづけをした上で、リスク低減の方策(対策・管理)を実施する。新工程の早期安定化や工程の改善のために使われる。
また、自動車部品産業のISO9001セクター規格であるISO/TS16949において、コアツールとしてFMEAが要求されている。
こしょうもーどえいきょうかいせきと同じ種類の言葉
- こしょうもーどえいきょうかいせきのページへのリンク