けんか手ぶくろ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:29 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (け)」の記事における「けんか手ぶくろ」の解説
けんか手ぶくろ(けんかてぶくろ)は、「ねがい星」(てんとう虫コミックス第10巻に収録)、「のび太の0点脱出作戦」(てんとう虫コミックス第37巻に収録)に登場する。 ボクシンググローブを模した道具。着けると着けた自分を殴り出し、1人でけんかをすることができる。ある意味自傷行為をする道具とも言える。当のドラえもんも、これは使い物にならないので捨てるつもりであった。 「ねがい星」ではドラえもんが役に立たないとして埋められていたものの、「のび太の0点脱出作戦」で再登場。不正をするため出木杉宅にタイムマシンで乗り込んだのび太が、不正行為を阻止するために手ぶくろを装着した1週間後の改心したのび太にボコボコにされてしまった。これは、(未来の)自分が(過去の)自分を殴っているため、一応「自分を殴る」という効果の辻褄が合っている。その場合は装着している側が有利に戦えるということになる。 なお、テレビアニメ版第2作第1期では「強くなれる道具」としてドラえもんが出したものの、「手袋の方が強すぎてのび太には制御不能になって自分を殴る」という効果に変わっていた。各種百科でもこの設定が書かれているものがある。 『新ドラえもん全百科』ではグローブの装備者を殴る効果はなく、相手に攻撃する道具という設定になっている。これを着けたのび太は鮫に攻撃したが、あまり威力は無かった。 テレビアニメ第2作第1期では、反対グローブという似た道具が登場する。
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