教育訓練給付金(きょういくくんれんきゅうふきん)
1998年12月から始まった。教育支援により、労働者のキャリア形成と雇用の安定を目的とする制度である。
一定条件を満たす雇用保険の被保険者が、厚生労働大臣指定の講座を受講すると、修了時に受講料の一部が国から還付される。講座修了後、規定期間内に手続きが必要だ。
給付を受けることができるのは、雇用保険の通算期間が3年以上で現在雇用保険に加入している人だ。保険期間が5年以上の場合、上限を20万円として費用の4割が給付される。3年以上5年未満の場合、上限を10万円として費用の2割が戻る。
給付申請の際は、申請書、修了証明書、領収書、雇用保険被保険者証などを持って、修了日から1か月以内に住所管轄の職業安定所で手続きを行う。
厚生労働省の報道資料によると、1999年度から2002年度の4年間で123万人が制度を利用した。この期間の給付総額は1483億円に上っている。
(2004.04.30掲載)
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