からす‐のえんどう〔‐のヱンドウ〕【×烏野×豌豆】
からすのえんどう (烏野豌豆)










●わが国の本州から四国・九州、それにユーラシアの温帯地域に広く分布しています。道ばたや野原などの日当たりの良いところに生え、高さは50~90センチになります。葉は羽状複葉で、狭倒卵形の小葉が3~7対つき、先端にはふつう3分岐した巻きひげがあります。3月から6月ごろ、葉腋から花柄を伸ばし、赤紫色の蝶形花を咲かせます。果実は豆果で、4~5センチの長さです。名前は「すずめのえんどう」に似ていて、それよりも大きいことから。別名で「やはずえんどう(矢筈豌豆)」とも呼ばれます。
●マメ科ソラマメ科の二年草で、学名は Vicia angustifolia。英名は Common vetch, Narrow-leaved vetch。
からすのえんどうと同じ種類の言葉
- からすのえんどうのページへのリンク