かぶきいしょうせいさくしゅうり

文化財選集

歌舞伎(かぶき)衣裳(いしょう)製作(せいさく)修理(しゅうり)

名称
歌舞伎衣裳製作修理

区分
選定保存技術

保存団体
歌舞伎衣裳製作修理技術保存会

所在地
東京都中央区新富２－２－８
松竹衣裳株式会社内

解説
歌舞伎衣裳は，役柄に応じて形や色，文様などが決まっている。歌舞伎衣裳製作修理は多種多様な衣裳用生地の製作，衣裳の仕立て，公演中の着付け，必要に応じた修理を施す技術である。長年にわたる俳優の工夫や観客の好みの反映により洗練され，歌舞伎独特の美しさを構成する重要な要素であり，独自の技術と歌舞伎に対する深い理解が必要である。

国指定文化財等データベース

歌舞伎衣裳製作修理

主名称：	歌舞伎衣裳製作修理
ふりがな：	かぶきいしょうせいさくしゅうり
認定区分：	団体
種別：	芸能
選定年月日：	2002.07.08(平成14.07.08)
解除年月日：
解説文：	歌舞伎衣裳は、役柄に応じて形や色、文様などが決まっている。長年にわたり俳優の工夫や観客の好みなどを反映して洗練され、歌舞伎独特の美しさを構成する重要な要素になっている。演目と配役が決まると、俳優と相談しながら衣裳を決める。既存の衣裳から選び出し、俳優の体格に合わせて縫い直す。大幅な修理や新調が必要なときは、染めや刺繍を施した生地をそろえて縫い上げる。公演中は、毎日、着付けやアイロン掛け、汚れ落とし、袖の綴じ直しなどの作業が続く。歌舞伎衣裳は、多種多様な衣裳用生地の製作、衣裳の仕立て、公演中の着付けと必要に応じた修理などによって維持され、歌舞伎を支えている。

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