お菓子ブランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 01:13 UTC 版)
「韓国の知的財産権問題」の記事における「お菓子ブランド」の解説
いずれも、日本での発売後に韓国で模倣品が出回っている。 えびせん - カルビーのかっぱえびせんに類似しているお菓子として、韓国の農心ではセウカン(日本語訳すると「えびせん」)が発売されている。 ハイチュウ - 韓国において、2004年に森永製菓が「クラウン製菓の「マイチュウ」が自社の「ハイチュウ」に名称が類似している」として、商標権侵害差し止め訴訟を起こしたが、2005年6月にソウル地裁で訴えが棄却されている。 パックンチョ - 日本海沿岸に韓国のロッテ製菓の「カンチョ」というパックンチョにそっくりなお菓子が漂着した。パックンチョの誕生が1983年で、カンチョは1984年とのことである。 グリコのポッキーに類似したチョコスティック菓子のペペロを、韓国ロッテが韓国で販売している。2015年には、グリコが韓国ロッテに「バトンドール」(ポッキーの高級版)のパッケージデザインを真似されたとして、販売差し止めを求める訴訟を、韓国の裁判所で起こした。知的財産権に詳しい大阪弁護士会の冨宅恵弁護士によると、「韓国では知的財産権に対する理解が乏しく、顧客吸引力の高い日本商品のブランド力を利用するケースが後を絶たない」と指摘しいる。 他にも、「ポカリスエット」「きのこの山」などの模倣品が2011年時点で販売されている。 一方で、一見模倣品のようでも森永製菓と技術提携を結び、韓国のオリオンが販売している「くじらごはん」(韓国版「おっとっと」)のようなケースもある。
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