お笑い君こそスターだ!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:36 UTC 版)
「笑ってる場合ですよ!」の記事における「お笑い君こそスターだ!」の解説
将来お笑いをリードしようとする若手を育成するため日本テレビ系列の『お笑いスター誕生!!』に対抗したお笑いコンテストコーナー。タイトルは『スター誕生!』に対抗してフジテレビで放送されていた『君こそスターだ!』に由来する。 このコーナーでは毎回アマチュア、あるいはプロでもまだブレークしていない無名のお笑いタレントに門戸を開放し、全国の視聴者からの支持が一定量集まれば合格で、これを5日間勝ち抜けばグランドチャンピオンとなるというものである。グランドチャンピオンに輝いた芸人が発表された後、天井に吊るされたくす玉が割れて大量の紙吹雪と風船が降り、観客からの拍手・歓声で新たなスターの門出を祝福された。 コーナーからはヒップアップや山田邦子を始め、ダウンタウン(当時は「ひとし・まさし」、NSCの生徒であることには触れず)や、ザ・ホープ、ハイヒールモモコ(ダウンタウン同様、NSCの生徒であることを隠して出演)、そのまんま東(現:東国原英夫、当時は「オスカル・メスカル」)、大川興業、斉藤ゆう子(現・斉藤祐子)、越前屋俵太、プリティ長嶋、ポップコーンといった人材を輩出した。 後にフジテレビに入社する水口昌彦は、京都大学工学部電子工学科時代の1981年に、後に長崎放送アナウンサーとなる竹内淳と組んだ漫才コンビ「にっちもさっちも」で5日連続で勝ち抜き、11代目チャンピオンになっている。ほかにも、後にフジテレビアナウンサーとなる牧原俊幸が出場したり、島田洋七曰く自分の祖母(佐賀のがばいばあちゃん)やDJ KOO(TRF)等も番組に出演した。 当時文化放送のアナウンサーだった大野勢太郎(当時は「大野正」名義)が、素人として「ぼんちの物まねグランプリ」に出演したことも話題となった。
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