おかざきかき氷街道
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2016年(平成28年)3月31日、環境省主催で行われた「名水百選選抜総選挙」で鳥川町の「鳥川ホタルの里湧水群」が「秘境地として素晴らしい名水」部門の1位に選ばれた。 2017年(平成29年)、前述の石原町の茶農家がこの地元の〝名水〟に目をつけ、茶の販売とともに、天然水を使ったかき氷を始めた。 2018年(平成30年)1月、額田地区における所得の向上や雇用の増大を目指す「岡崎市ぬかたブランド協議会」が設立される。同協議会は農林水産省の農山漁村振興交付金と市の補助を受け、様々な事業を展開。同年7月21日から、各店が保久町字神水(かんずい)の湧き水を使ってオリジナルかき氷を提供するイベント「おかざきかき氷街道」を始めた。同町の天然水は柴田酒造場で仕込みに使われており、硬度が1リットル当たり0.2ミリグラムと極めて低い。初年度は岡崎市ぬかた商工会主催で行われ、石原町の茶農家を含む7店舗が参加した。 同年11月30日、「おかざきかき氷街道」は愛知県の観光事業である食と花の街道に認定された。 愛知県立農業大学校(岡崎市美合町)の生徒らが作った桃やブルーベリーなど季節の果物を使ったかき氷が4店舗で出されている。大手新聞の取材も多く、2021年(令和3年)には2店が加わり9店となった。
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