うろおぼえウロボロス!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/02 14:01 UTC 版)
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『うろおぼえウロボロス!』は、原作:西尾維新、漫画:小畑健による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2008年6・7合併号に掲載された。
概要
本作は、『戯言シリーズ』で有名な西尾維新と『ヒカルの碁』、『DEATH NOTE』などの作画を担当した小畑健のコラボレーション作品である。西尾維新は以前に『DEATH NOTE』の小説版である『DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』を担当したことがあるため、これが初コラボレーション作品ではない。
2008年1月4日に発売された『週刊少年ジャンプ』2008年6・7合併号にセンターカラーで55ページ掲載された。西尾維新独特の台詞回しと、登場人物のほとんどに独り言が多いのが特徴である。
あらすじ
転校生・柿崎杮はある日、張本漲に脅迫され、彼女の妹である張本帳と付き合うことになってしまう。張本姉妹は学校中の誰もが逆らえない存在で、特に姉の漲にはある都市伝説にちなんだあだ名が付けられていた。その都市伝説とは、「5年前、荒れていた町が一人の中学生の圧倒的な暴力をもって平和へと導かれたものの、やられた者たちは誰一人としてその中学生の顔を覚えておらず、覚えていたのは上着のバックプリントに描かれた自らを喰らう蛇・ウロボロスだけであった。その中学生が誰であったかは結局わからず、いつからか『うろおぼえウロボロス』という名前で語り継がれている。」というものであった。
登場人物
- 柿崎杮(かきざき こけら)
- 主人公の高校2年の男子。舞台となる学校に最近転校してきた転校生。身長170cmで趣味は整理整頓。なんでも世界一は『世界一猫目な転校生』で、特徴的な猫目を持つ。
- 格闘技をやっていた過去があるため、武力を持つ者を見ただけで把握することが出来る。張本姉妹に目を付けられ、面倒に巻き込まれることとなる。
- 自称「困った癖」がある。
- 張本漲(はりもと みなぎ)
- 圧倒的な武力を誇る高校3年の女子。張本姉妹の姉。身長158cmで100m走は9秒台。なんでも世界一は『世界一極悪なツインテール』。制服の背中にはウロボロスの画が描かれている。
- 学校で知らない者はいないとされるほどの有名人。家が道場なため、強力な武力の使い手。過保護すぎるくらいの妹愛を持つ人物で、妹のために周囲を力で従わせている。
- 都市伝説「うろおぼえウロボロス」の正体だと噂されている。
- 張本帳(はりもと とばり)
- 姉とは対照的に内向的な高校1年の女子。張本姉妹の妹。身長158cmの読書家で、愛読ジャンルはSF。なんでも世界一は『世界一眼鏡なおかっぱ頭』。姉と同様、制服の背中にはウロボロスの画が描かれている。
- 姉と同じく有名な人物。実際には姉が有名すぎることに引っ張られている形で有名な人物。
- 柿崎杮に告白し、付き合うこととなる。
- 小山少(こやま すくな)
- 柿崎杮のクラスメイトにして友達の高校2年の女子。身長148cmで愛称は「包帯頭」で常に頭に包帯を巻いている。なんでも世界一は『世界一噂好きの日和見主義者』。噂好きなため情報通で、柿崎杮に様々な情報を提供する。
- 柿崎とは結構薄情な関係。箸使いが致命的。
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固有名詞の分類
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