うみたか (駆潜艇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/01 05:51 UTC 版)
| うみたか | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 建造所 | 川崎重工業神戸工場 |
| 運用者 | |
| 種別 | 駆潜艇 |
| 経歴 | |
| 計画 | 昭和32年度計画 |
| 発注 | 1957年 |
| 起工 | 1959年3月13日 |
| 進水 | 1959年7月25日 |
| 就役 | 1959年11月30日 1980年3月17日(特務艇に種別変更) |
| 除籍 | 1984年3月10日 |
| 要目 | |
| 排水量 | 基準 440トン 満載 500トン |
| 全長 | 60.5m |
| 全幅 | 7.1m |
| 深さ | 4.4m |
| 吃水 | 2.3m |
| 機関 | 三井B&W 635VBU-45型ディーゼル × 2基 |
| 出力 | 4,000PS |
| 推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
| 速力 | 最大速 20ノット |
| 乗員 | 80名 |
| 兵装 | Mk.1 40mm連装機銃 × 1基 Mk.10 ヘッジホッグ × 1基 54式爆雷投下軌条 × 1条 Mk.2 短魚雷落射機 × 2基 |
| レーダー | OPS-16 対水上 Mk.63 砲射撃指揮装置 |
| ソナー | SQS-11A |
| 電子戦・ 対抗手段 |
OLR-4B |
うみたか(ローマ字:JDS Umitaka, PC-309、ASU-86)は、海上自衛隊の駆潜艇。うみたか型駆潜艇の1番艇。艇名は海鷹に由来する。
艦歴
「うみたか」は、昭和32年度計画甲型駆潜艇3009号艇として、川崎重工業神戸工場で1959年3月13日に起工され、1959年7月25日に進水、1959年11月30日に就役し、大湊地方隊に編入された。
1960年3月1日、大湊地方隊隷下に第3駆潜隊が新編され「かもめ」、「みさご」、「おおたか」とともに編入された。
1961年10月1日、第3駆潜隊が隊番号交換により第5駆潜隊に改称。
1978年9月20日午後4時10分頃、青森県東津軽郡三厩村竜飛岬の西方17キロの海上でいか釣り漁船「喜代丸」(9.62トン)と衝突し、「喜代丸」は沈没し、1名が死亡した[1]。
1980年3月17日、特務艇に種別変更され船籍番号がASU-86となり、大湊地方隊直轄艇となる。
脚注
- ^ 「海上自衛隊ニュース」、『世界の艦船』1978年12月号第262号、海人社、1978年12月、 145頁。
参考文献
- 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
- 『世界の艦船 増刊第63集 自衛艦史を彩った12隻』(海人社、2003年)
- 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
関連項目
|
||||||||
- うみたか_(駆潜艇)のページへのリンク