嘘松
読み方:うそまつ
嘘松とは、嘘松の意味
嘘松(うそまつ)とは、真偽は不明だがほぼ間違いなく嘘であると思われる話の内容のこと。また、反響を得ることを目的に嘘の体験談や目撃談をネット上に投稿する者のことを嘘松ということもある。真に迫るような嘘とは対照的で、そんなに都合の良い状況や展開はありえないだろうと、聞いた人のほとんどが事実を疑うような内容になっていることが特徴である。嘘松の元ネタ、語源
嘘松の元ネタは、Twitter(ツイッター)にアニメの「おそ松さん」そっくりの人に出会ったという投稿である。その出来すぎた話は、後に創作であるということが分かった。以来、物語性のあるわかりやすい嘘や、嘘をつく人のことを「嘘松」と呼ぶようになった。なお、「おそ松くん」は2015年に3度目のアニメ化が行われ、六つ子が大人になってからのことが描かれているため「おそ松"さん"」になった。「嘘松」という言葉が登場したのは、このアニメが放映されていた2016年頃である。嘘松の事例
「今日は有名なゲームの、とある裏技を見つけた父親の葬式。父の見つけたその技は、むかし雑誌でも評判になった」「当時まだ、その雑誌は発刊されていないはず。嘘松!」などのやりとりをはじめとして、ネット上では多くの「嘘松」の事例がまとめられている。嘘松の関連用語
物語そのものがつくられた嘘であることの多い「嘘松」に対して、ある事実を誇張して大げさに伝えようとすることを「盛松」と呼ぶ。- うそまつのページへのリンク