牛鼻神社
うしはな |
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当社の創建は、今を去る五千年と言い伝えられ紀州地方最古といわれる。江戸時代役牛による耕作が始まった頃より、牛の守り神として、字名にちなんで牛鼻と呼ばれるようになった。 拝殿横に護符が並べてあった。牛の背中の宝珠の中に「牛鼻大神」と書いてある。 | ||||||
また、神武天皇東征の折に牛の鼻を繋いだと も伝えられる。 日本記に曰く、景行天皇重ねて南方の悪神を 征し給う時、三輪崎荒坂山に軍立し給い、御陣 を秋津野に召されて日久しく御粮尽きける時に 熊野村の千翁命稲千束奉りて奉救す依って御陣 堅固になり悪神共無為に治まる也。 天皇御感のあまり千翁命姓を給い穂積と号す。 | ||||||
命に三子あり、夏本、鈴木、宇井、日本武尊 熊野村に御鎮座の時、大成夏木の元に檀を築き 鈴をもって奉迎するに、右の功を称して三子の 屋号とするという。故に本社の祭神は熊野三苗 はじめ熊野地方一帯の祖神を祀るところ也。 境内に石祠が祀ってあった。 右手の屋根のある石祠の中には二柱あり、 一柱には「弋山大權現」とあった。 もう一柱は判読不明。その横には「山の神」 とあり、丸石が祀ってある。 | ||||||
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