インターネット‐でんわ【インターネット電話】
インターネット電話(いんたーねっとでんわ)
利用者は、近くの中継点まで通常の電話回線を使えば、相手の中継点まではインターネット通信網で音声が伝わり、電話で相手と話すことができる。通常の電話と同じように使え、通話料が安く抑えられるというメリットがある。
インターネットを使って、メールを送ったり、ホームページを見たりするには、プロバイダなどのアクセスポイントまでの接続料金を支払うだけで、世界中のサーバにアクセスすることが可能だ。インターネット電話も同様で、中継点への接続料だけで長距離通話や国際通話ができるようになる。
専用のソフトウェアをインストール(導入)してパソコンで使うタイプから、一般回線電話でつなぐタイプまであり、今後の展開が期待される。
1996年に国内電話、その翌年には国際電話のインターネット化が解禁され、いち早くAT&Tの日本法人などが参入した。しかし、当時は回線速度が遅く、通話中の雑音が気になるなど品質の悪さが目立っていた。
通信の高速・大容量化が進んだ現在では、通話品質は格段に向上している。マイラインの導入を前にして、電話各社は顧客の囲い込みに躍起となっているが、インターネット電話技術により格安な料金を設定したフュージョン・コミュニケーションズが善戦しているようだ。
(2001.04.17更新)
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