磯野員昌(いその かずまさ) ????~????
◇父:磯野平八郎員宗 子:磯野右近行信 養子:織田(津田)信澄
北近江・浅井氏家臣。磯野氏は元は近江守護京極氏の被官であり、浅井氏が京極氏から離反した後も京極氏を守っていたが、員詮の時、浅井氏に抵抗する有力被官浅見氏に与して敗れ、浅井亮政の軍門に下った。員昌は浅井長政の有力武将として多くの戦いに参戦、姉川の戦いでは先陣を務め、倍する尾張・織田氏の軍、13段の構えの内11段まで打ち破る猛攻を見せた。しかし、姉川の戦いでは浅井氏が敗れ、居城佐和山城に引き揚げた。その後、諜略により内通を疑われて人質を殺されたことから、織田方に降伏した。織田氏の下、近江・新庄城主になるが、1578年突如所領没収され、高野山に逃れた。
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