あおもり福丸【アオモリフクマル】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8643号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | あおもり福丸 よみ:アオモリフクマル |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 青森県 | |
品種登録者の住所 | 青森県青森市長島一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 平井輝悦、小島一之、藤井明彦、肥口一雄、柳田雅芳 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、青森県在来種「毛豆」に放射線を照射し、その変異株から育成されたものであり、有限伸育型で主茎長は短く、莢は長く毛茸が褐色のえだまめ用品種である。伸育型は有限、分枝数は少、胚軸の色は紫、主茎長はかなり短、主茎節数は極少、着莢密度は粗である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。若莢の色は濃緑、長さは長、幅は広、熟莢の色は暗褐、湯煮(ブランチング)後の莢色は濃緑、多粒莢率は低、毛茸の多少は多、色は褐である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は緑、粒の子葉色は黄、粒形は球、臍の色は黒、粒の大小は極大群のやや小である。開花期は極早、成熟期は中の早、生態型は中間型である。「毛豆」と比較して、主茎長が短いこと、主茎節数が少ないこと、臍の色が黒であること等で、「青森みどり」と比較して、莢の毛茸が多いこと、毛茸の色が褐であること、臍の色が黒であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に農業生物資源研究所放射線育種場において青森県在来種「毛豆」に放射線を照射して得られた実生株の中から青森県畑作園芸試験場(上北郡六戸町)において選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「園枝14号」であった。 |
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