あおしま_(掃海艇)とは? わかりやすく解説

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あおしま (掃海艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 00:33 UTC 版)

あおしま
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場→USC京浜事業所神奈川工場
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇(中型掃海艇)
級名 すがしま型
母港 神戸
所属 呉地方隊阪神基地隊第42掃海隊
艦歴
発注 2001年
起工 2002年4月15日
進水 2003年9月16日
就役 2005年2月9日
要目
排水量 基準 510トン
満載 590トン
長さ 54.0m
9.4m
深さ 4.2m
吃水 3.0m
機関 CODOE方式
主機 三菱6NM-TA(B)Iディーゼル × 2基
電動機 × 2基
出力 1,800PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 14ノット
乗員 45人
兵装 JM61-M 20mm多銃身機銃 × 1門
搭載艇 4.9m型複合作業艇 × 1隻
ジェミニ・ディンギー処分艇 × 1隻
C4ISTAR NAUTIS-M 情報処理装置
レーダー OPS-39-Y 対水上捜索用
ソナー TYPE-2093 可変深度式
その他 PAP-104 Mk.5機雷処分具 × 2機
53式普通掃海具(O型)改6
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あおしまローマ字JS Aoshima, MSC-689)は、海上自衛隊掃海艇すがしま型掃海艇の9番艇。艇名は青島に由来する。

本記事は、本艇の艦暦について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはすがしま型掃海艇を参照されたい。

艦歴

船越基地に停泊中の「あおしま」

「あおしま」は、平成13年度計画掃海艇389号艇として、USC京浜事業所神奈川工場で2002年4月15日に起工され、2003年9月16日に進水、2005年2月9日に就役し、佐世保地方隊沖縄基地隊第46掃海隊に編入された。

2011年3月11日、発生した東日本大震災災害派遣に参加。4月1日午前9時2分、追波湾で艦載艇により遺体1体を収容。

2012年10月5日宮古島平良港久松五勇士顕彰碑の清掃奉仕活動を実施。

同年11月17日から11月30日日向灘掃海特別訓練に参加。

2018年3月27日大湊地方隊函館基地隊隷下の第45掃海隊に編成替え[1]

2018年7月18日から7月30日、陸奥湾にて機雷戦訓練及び日米印共同掃海特別訓練を実施する[2]

2024年3月12日呉地方隊阪神基地隊隷下の第42掃海隊に編成替え[3]

2025年6月18日、大阪湾から紀伊水道において、チリ海軍練習帆船エスメラルダ」と日チリ親善訓練を実施した。訓練項目は通信訓練[4]

参考文献

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』
  • MAMOR vol.52 (扶桑社、2011年)
  • 『世界の艦船 増刊 東日本大震災 海上自衛隊災害派遣の記録』 (海人社、2011年)

脚注

関連項目




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